”Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白” (HHKB)を超ペイペイ祭りで購入したのでレビューを行います。
今まで使用していたRealforceとの比較が中心となります。
購入の経緯
購入経緯は以下の記事をご覧ください。
HHKBとは
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
PFUホームページより
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
[東京大学 和田英一 名誉教授の談話]
プログラマーや文筆家に絶大な支持を受ける、高価格帯キーボード。
また公式が自ら認める”変態キーボード”
開封
HHKBとRealforce比較
比較対象は「Realforce TKL A / R2TLA-JP4-BK」(無接点、APC、日本語、45g、アプリ、フルNキー)と
新規購入したHHKBは”Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白”となります。
五日程度使用した時点でのファーストレビューとなります。
HHKBは自宅ではMac Mini 2018 とブートキャンプでWindows10。
もう一台Windows10ノートパソコン、iPad へ接続して使用しています。
項目 | HKKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白 | Realforce Realforce TKL A/R2TLA-JP4-BK (無接点、APC、日本語、45g、 アプリ、フルNキー) |
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参考価格 | ¥35,200 | ¥29,150 |
色 | アイボリー 白というよりはアイボリー。 キートップ見易い。 Mac的な白さも発売希望。 | 墨 見た目はおしゃれですが、 光の加減でキートップが完全に 見えず、ホームポジションが 決まっていない時に 片手で入力時や記号で戸惑う 事があり私はストレスでした。 |
打鍵音 | 静か | 静かだが少し響く 静音モデルでは無いのでHHKB よりは少し打鍵音は大きいが 個人的には気にならず、 むしろリズムを取りやすく好み |
打鍵感 | スコスコ 静電容量無接点方式スイッチによる 極上のキータッチ | スコスコッ 静電容量無接点方式スイッチによる 極上のキータッチ&スイッチの オン位置を調節できるAPC (アクチュエーションポイント チェンジャー)機能と スペーサーにより、 自分好みにカスタマイズ可能。 筆者は現時点ではRealforceの方が 多少好みだがそこまで大きな 違和感はない。 |
キー配列 | 特殊 | 一般的JISキーボード |
独立Home, End, Pageup, downキー | 独立キー無し Fnキーとの該当キー同時押しで対応。 一日で独立キー無しに慣れました、 むしろ手の移動量が減り快適。 | 独立キーあり 必須かと思っていましたが、 不要でした。 |
独立ファンク ションキー | 無し 不便かと思いましたが、 こちらもFnキーとの同時押しを 一日で慣れ、より快適 | あり |
サイズ | 小さい カーソルキーがエンターキー下に 配置されその分コンパクト。 手の移動量が減り快適。 | 普通 |
接続方式 | USBーC及びBluetooth4 機器ペアリング可能 BT切り替えはキーボード ショートカットで可能。 単三電池二本(外出時の急な 電池切れもコンビニで対応可) | USB(タイプA) 有線のみ |
専用キー配列 変更アプリ | あり WinとMac両方でアプリあり。 キーボード側で変更を記憶 | 無し OSでカスタマイズ出来ない部分は karabina elements等外部アプリ必要 |
吸振シート オプション | あり 打鍵感が軽くなり、 机の上からズレ無くなる。 不要かと思いましたが 期待以上満足 | 無し |
カバーケース | あり 埃予防や持ち運び時の破損防止 | 無し |
まとめ
比較まとめ
- HHKBのワイヤレス接続は複数台使用時に大変便利、Bluetooth感度悪いMac Mini 2018でも今の所問題無し。
ただしペアリング上限4台までなので注意、ファームウェアアップデート等で上限増加可能ならば切に希望。 - キー配列は慣れ、もしくはカスタマイズで対応可能。
- 無刻印や墨はタッチタイプに自信が相当無いとストレスになる可能性あり。
- 日本語配列はキーが豊富でカスタマイズしやすく一般用途にはおすすめ。
(英語無刻印はデザインが素晴らしいが人を選びます) - Macでの使用も日本語配列でキーが多い為カスタマイズで快適。
Windowsとの併用も対して混乱無し。 - 上記の理由からメインキーボードはHHKBとし、会社はRealforceを戻す事としました。
- 注意点としては日本語配列はiOSと使用するときに英語配列として認識されます。先に日本語配列のMagic Keyboardを接続していれば、HHKBも日本語配列として認識しました。
- WindowsでBitlockerで起動時のPinコード使用していると、その画面ではまだBluetoothを認識しないので有線での接続が必要になるので要注意。
- (2021年4月18日追記)キーボードカバーは思ったより買ってよかった、休憩や仕事終わりにカバーを乗せる動作で、気持ちの切り替えがスムーズに出来ました。
おまけ(キー配列カスタマイズ)
現在の筆者のキーカスタマイズ状況です。(2023/10/8更新)
仕事でWindowsのキーボードを使用する事も多いのWindows使用時のキーボード使い勝手に寄せた設定にしています。
「かな」キー2つは勿体ないので右側のを英数にした方が使い勝手が良さそうですが、Windowsキーボード使用したときに誤押下頻発し慣れずに断念。
Mac側の設定でCtrlとCommandを入れ替えていますので、
上記スクリーンショットのCtrlキーはMacではCommandキーになっています。
また誤って押下する事があるCaps Lockキーは無効可しています。
Fnキー押下した状態でのキーアサインです。
ブラウザで多用し、しかも雑な体勢で打つことの多いPage up, down, Home, EndキーをFn+カーソルに割り当てました。
またEscキーの位置がJISの日本語入力切り替えの位置にあり、Windowsでの癖で押してしまい、メール等で終了のウインドウが出るが勢いでそのまま入力で保存せずに終了してしまうことがあったので、一旦Escキーは無効化。
Fnと同時押しで動作するように設定しました。
以上です、ご覧いただきありがとうございます。